
高配当株って気になるけど、
何を基準に選べばいいかわからない…



いつ買えばいいのか、わかんないよ…
こんな悩みを持っている人、多いですよね。
私たちも投資を始めたばかりの頃は、
「配当利回りが高ければいいんでしょ?」と思っていたんですが、
それだけだと危険な銘柄を掴んでしまうこともあります。
そこで今回は、初心者でも簡単に使える“7つの数字”を使って
高配当株の良し悪しを見分ける方法を解説します。
- 高配当株ってどうやって選べばいいの?
- 初心者でも失敗しない基準ってある?
- どの数字を見れば「安心できる株」ってわかるの?
- 高配当株のメリットだけじゃなく、注意点も知りたい
- 買うタイミングはどう見極めるの?
高配当株を選ぶ7つの数字
まずは結論から言うと、この7つのポイントだけ押さえていれば、失敗する可能性はかなり押さえられるよ◎
それぞれの数字について、詳しく解説していくよ。
- 配当利回り
- PER(株価収益率)
- PBR(株価純資産倍率)
- 配当性向
- EPS成長率
- ROE(自己資本利益率)
- 株価トレンド
1. 配当利回り



配当金が多いほうが嬉しいけど…
どれくらいが目安?



配当利回りは3.5%以上あれば合格ライン◎
4%以上ならさらにお得感あり!
配当利回りとは、株価に対して1年間でもらえる配当金の割合です。
例えば…
株価1,000円の株が年間40円の配当金を出すなら、配当利回りは4%になります。
数字が大きいほど「もらえるお金が多い」という意味ですが、
あまりにも高すぎる(6〜7%以上)場合は、業績悪化や減配の危険信号であることも。
目安としては3.5〜5%程度が安全圏です。
・利回り7%以上は危険信号。業績悪化で配当が減ることが多い
・「急に利回りが上がった株」は株価が下がっただけの場合あり
2. PER(株価収益率)



今が割安の株ってどうやって見つけるの?



PERが低いほど割安。
12倍以下なら“お宝株”の可能性あり!
PERは「株価がその会社の利益の何倍か」を表す指標です。
例えば…
PERが10倍なら、「会社が1年で稼ぐ利益の10年分の価格で株を買っている」という意味。
PERが低い=利益に対して株価が安い可能性があります。
ただし低すぎる(5倍以下など)場合は、将来性を疑われているケースもあるので注意しましょう。
・他の業種と比べても意味がない
・低すぎる株は、会社の将来性を疑われている場合あり
3. PBR(株価純資産倍率)



資産が多い会社って、どう判断するの?



PBRが1倍以下なら、
会社の資産価値と比べて株価が安め!
PBRは「会社が持つ資産(純資産)と株価のバランス」を表します。
例えば…
1倍なら「資産価値=株価」、0.8倍なら「資産価値より株価が20%安い」という意味です。
特に不動産や現金を多く持っている企業でPBRが低い場合、解散価値より安く買えていることもあります。
・資産があっても換金できないもの(工場や設備)だと意味が薄い
・業績が悪化すると資産の価値も下がる
4. 配当性向



配当金が多ければいいってわけじゃないの?



出しすぎは危険。
50~70%なら無理なく配当を続けられる可能性が高い。
配当性向は、「会社の利益のうち何%を配当金に回しているか」を示します。
例えば…
利益100億円で配当金が50億円なら配当性向50%です。
70%以上だと、業績が少し悪化しただけで減配リスクが高まります。
長期投資なら、無理のない範囲で配当を出せる企業を選びましょう。
・80%以上は配当を維持する余力が少ない
・利益が一時的に増えただけで低く見える場合がある
5. EPS成長率



将来もらえる配当が増える株ってどう探すの?



EPSが毎年伸びていれば、将来の配当も増える期待大!
EPS(1株あたり利益)が伸びている企業は、利益成長している証拠です。
利益が増えれば配当金も増える可能性が高くなります。
過去3〜5年のEPS推移を見て、右肩上がりの企業を選びましょう。
・1年だけの増加は信用できない(3~5年で確認)
・株式分割で一時的に増えている場合もある
6. ROE(自己資本利益率)



会社がお金を上手く増やしてるかって見えるの?



ROEが10%以上なら、
資金を効率よく利益に変えてる優秀企業!
ROEは、自己資本(株主のお金)をどれだけ効率的に利益へ変えているかの指標。
例えば…
ROE15%なら、自己資本100億円で年間15億円の利益を生み出していることになります。
10%以上あれば「お金の使い方がうまい会社」と言えます。
・借金で数字を高く見せている場合がある
・業績不振だと一気に数字が落ちる
7. 株価トレンド



校配当株を買うタイミングって難しくない?



長期は上昇中で、短期で一時的に下がっている時が“お買い得タイミング”
長期的に株価が右肩上がりの企業は、業績も安定して伸びている傾向があります。
そこに短期的な調整(株価が一時的に下がる時)があれば、割安に買えるチャンス。
チャートで1年・5年の動きを見比べて判断すると分かりやすいです。
・下落理由が業績悪化なら買わない方がいい
・決算やニュースも必ずチェック
まとめ
高配当株は「配当利回りが高いからお得!」という理由だけで飛びつくと、痛い目を見ることもあります。
でも、今回紹介した7つの数字を意識すれば、無駄なリスクを避けながら、着実に資産を増やすことができます。
配当金は“もらった瞬間から”あなたの自由に使えるお金です。
旅行に使うのも、再投資してさらに増やすのも自由。
しかも、優良株を選べば、毎年の配当が少しずつ増えていく──
いわば「自動でお金が入ってくる仕組み」を、自分の力で作れるんです。
最初は数字を見るのが難しく感じるかもしれません。
でも、一度覚えれば一生モノのスキルになります。
今日が一番若い日。小さな一歩でも、今から始めることで、5年後・10年後の自分に大きな差が生まれます。
あなたのお金を“働かせる”第一歩、今日から始めてみましょう。
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